太陽光発電の仕組みを解説!
太陽光発電とは?
再生可能エネルギーは、現在も進行する地球温暖化を抑制するための方法の一つとされています。再生可能エネルギーとは、温室効果ガスを排出せず国内生産できるエネルギーです。 そこで注目されているのが太陽光発電であり、エネルギー安全保障に貢献でき、重要な低炭素の国産エネルギー源として日本国内だけでなく、世界中で導入も進められています。
太陽光発電の仕組み
「電気をつくる(発電)」「電気を変換する」「電気を振り分ける」「電気を使う」
という4つのステップに分けられます。
1.電気をつくる(発電)
ソーラーパネルで電気をつくります。ソーラーパネルは「太陽電池モジュール」とも呼ばれ、パネルに受けた太陽光による光エネルギーを電気エネルギーに変換することで電気をつくり出します。
2.電気を変換する
太陽電池モジュールでつくられた電気を家庭で使えるようにします。太陽電池モジュールで発電された電気は「直流(DC)」ですが、家庭で使われる家電製品などで使う電気は「交流(AC)」であるため、そのままでは家庭内で使うことができません。そのため、発電した電気を直流から交流に変換する必要があります。
ソーラーパネルで作った「直流」の電気を「交流」の電気に変換してくれる装置をパワーコンディショナといいます。この工程を経て、はじめて家電や電気機器を動かすための電源として使うことができるのです。
3.電気を振り分ける
「交流」に変換された電気は、分電盤へと送られ、家庭内のさまざまな場所へと振り分けられて使われます。家庭用の太陽光発電システムでは、発電された電気は基本的に家庭内の家電などに使用されますが、余った分は電力会社に買い取ってもらうことも可能です。
このように発電した電力を家庭内で使用することを「自家消費」、余った分を電力会社に買い取ってもらうことを「売電」といいます。 平日の日中など、自宅に人がいない時間帯は、発電量が使用電力量を上回ることがありますが、この売電により「せっかく発電しても電気が使えなかった」というムダを防ぐことができます。
4.電気を使う
太陽光発電でつくった電気は蓄電池などに貯めない限り、そのときに使うもしくは売電するしかありません。そのため、原則として太陽光発電でつくった電気は昼間に消費することになります。
蓄電池とは
蓄電池は、災害時の非常用電源や電気代の節約、太陽光発電でつくられた電気の自給自足などで、現在注目を集めています。
蓄電池とは太陽光で発電した電気や、電力会社から購入した電気を貯めて使うことができる装置です。電気を蓄えておける蓄電池は、昼間しか発電できない太陽光発電システムの弱みをカバーしてくれる存在であるため、太陽光発電と一緒に導入することで相乗効果が期待されます。
太陽光発電と蓄電池を設置するメリット
〇電気代を削減できる
住宅用太陽光発電で自家消費や余剰電力の売電を行うことで、電気料金を削減できるようになります。
〇停電時・災害時に電気が使える
太陽光発電システムへのダメージがなければ自立運転モードに切り替えて、発電した電力を自宅で使うことができます。
〇温室効果ガスの削減、環境保護に貢献できる
再生可能エネルギーは二化炭素を排出しないことから、世界では温室効果ガスによる地球温暖化の抑制にも効果があると見られています。
〇売電すると収入を得られる
〇電気代が高騰しても影響を受けない
太陽光発電で自家消費する場合、電気代高騰の影響を受けません。発電した電気をそのまま自宅で使用すれば、電気代の節約につながります。
まとめ
太陽光発電は、環境にやさしく、持続可能なエネルギー源として注目されています。災害の多発や電気料金の高騰など社会情勢は常に変化しています。それに合わせて太陽光発電のメリットは大きくなり続けているので、まだの方はぜひこの機会に検討してみてください。
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